乳幼児健診とは
乳幼児健康診査は、母子保健法に基づいて地方自治体(市町村など)が乳幼児対して行うものであり、略して「乳幼児健診」と呼ばれています。
乳幼児期で義務化されているのは、1歳6か月児健診と3歳児健診のみですが、この他にもほとんどの自治体では3~4か月児健診が実施されており、9~10か月児健診も多くの自治体が行っています。さらには、出生した医療機関で1か月児健診を受けられる方も非常に多く見られます。
乳幼児健診の目的
乳幼児の健康状態をしっかりと把握し、疾病の早期発見・早期治療につなげる上で役立てられています。この健診では、赤ちゃんの成長・発達、栄養状態、先天性疾患を含む病気の有無、予防接種の時期や種類の確認などを行い、何らかの問題が見つかった場合は、すぐに適切な対応を行うのです。
乳幼児健診のうち、1歳6か月児と3歳時の健診は法定義務となっていますが、実際の受診率は95%前後となっており、約20人に1人のお子様は受診していません。しかし、上述のように健康を把握する上で非常に重要な健康診査です。大切な赤ちゃんの健康を守るため、必ず受けるようにして下さい。
当クリニックは各種乳幼児健診を受け付けています
当クリニックでは、各種乳幼児健診を受け付けております。ご希望の方は、ホームページからのインターネット予約でご予約の上、ご受診ください。
なお、乳幼児健診は、お子様の健康状態を把握できる機会という他にも、保護者の方が日頃気になっていることを小児科医に相談できる良いチャンスでもあります。育児上の悩みや気になることがございましたら、遠慮なくご相談ください。(具体的な悩みの内容をあらかじめメモしておくと、効率よく質問できますし、聞き忘れも防げます)。